Macで画面を左右に分割するショートカット|チャットを見ながら返信を書くときに、ウインドウを並べる
取引先から Chatwork で届いた打ち合わせの候補日と見積の金額を見ながら、Gmail で返信を書く。Command+Tab で切り替えるたびにチャットが隠れ、どこまで写したかを確かめに戻る。元の文が隠れた画面で打っていると、写した日付が1日ずれていても、送る前に気づく手がかりがありません。
Apple のガイドによると、Mac の「タイル表示」は Fn+Control+左矢印か右矢印で、ウインドウを画面の半分に収めます。私たちは、チャットを左、書いている画面を右に並べてから書き始めるやり方をすすめています。
先に結論 Mac で画面を左右に分割するには、ウインドウを選んで Fn+Control+左矢印(左半分)か Fn+Control+右矢印(右半分)を押します。見比べ終わったら Fn+Control+R を押すと、タイル表示する前の大きさに戻ると Apple のガイドに書かれています。Apple はこの機能を「タイル表示」と呼んでいて、macOS Sequoia 15 以降で使えます。
元の文が隠れた画面で打つと、書き写し違いに気づく手がかりがない
ウインドウを重ねて開いていると、Command+Tab でアプリを切り替えたとたん、さっきまで見ていた画面がもう一方の画面の下に隠れます。Apple のガイドで「前のアプリに切り替える」キーとして案内されている、手早く行き来できる組み合わせです(Apple「Macでアプリウインドウを移動する/整理する」、2026年10月20日確認)。
チャットで「11月6日の15時から」と読んだら、その数字を頭の中に持ったままメールの画面へ移って打つ。候補日が3つ、金額が2つあれば、この往復が5回続きます。途中で数字を1つ取り違えても、書いている画面には元の文が見えていないので、その場で見比べることができません。
2枚を左右に並べておけば、目線を左右に動かすだけで、元の文と書いた文を見比べられます。送る前の見直しも、左と右を1行ずつ照らし合わせる形でできます。
まずは1枚ずつ、Fn+Control+左右の矢印で寄せる
並べ方でいちばん迷わないのは、1枚ずつ寄せるやり方です。Apple のガイドでは、Fn+Control+左矢印でアクティブなウインドウ(いま操作しているウインドウ)がデスクトップの左半分に、Fn+Control+右矢印で右半分に移ると説明されています(Apple「Macのウインドウのタイル表示アイコンとキーボードショートカット」、2026年10月20日確認)。チャットとメールなら、次の順に押します。
- チャットのウインドウをクリックして、Fn+Control+左矢印を押す
- メールのウインドウをクリックして、Fn+Control+右矢印を押す
Fn キーは、キーボードによっては地球儀の印が付いたキーです。Apple のキーボードショートカットの一覧でも、修飾キーは「Fn(Function)または地球儀」と書かれています(Apple「Macのキーボードショートカット」、2026年10月20日確認)。
左右どちらに置くかは、Apple のガイドでは決められていません。私たちは、横書きの文を左から右へ読み書きする流れに合わせて、読む画面を左、書く画面を右に置く並べ方をすすめています。置き方を1つに決めておくと、並べるたびにどちらへ寄せるかを考えずに済みます。
タイル表示が使えるのは、macOS Sequoia 15 以降です(同じガイドの macOS Sequoia 15 の版、2026年10月20日確認)。お使いの macOS は、画面の左上の Apple メニューから「このMacについて」を選ぶと確かめられます(Apple「Macに搭載されているmacOSを調べる」、2026年10月20日確認)。
2枚まとめて並べるキーと、元の大きさに戻すキー
1枚ずつ寄せるのに慣れたら、2枚を一度に並べるキーもあります。キーの組み合わせは、macOS Sequoia 15、macOS Tahoe 26、macOS 27 Golden Gate の各版のガイドで同じでした。左右に並べる場面で使うものを抜き出すと次のとおりです。
| キー | 動き(Apple のガイドの説明) |
|---|---|
| Fn+Control+左矢印 | いま操作しているウインドウを左半分へ |
| Fn+Control+右矢印 | いま操作しているウインドウを右半分へ |
| Fn+Control+Shift+左矢印 | いま操作しているウインドウを左半分へ、2つ目のウインドウを右半分へ |
| Fn+Control+Shift+右矢印 | いま操作しているウインドウを右半分へ、2つ目のウインドウを左半分へ |
| Fn+Control+R | タイル表示する前の大きさに戻す |
Apple の説明は「2つ目のウインドウ」までで、どのウインドウが2つ目になるかは書かれていません。並べたかったのとは別のウインドウが隣に来たら、前の章の1枚ずつ寄せるやり方に戻ります。
見比べ終わったら、元に戻したいウインドウをクリックして Fn+Control+R を押します。ガイドの説明では、アクティブなウインドウが、タイル表示する前のサイズに戻ります。
キーを覚えるまでは、緑色のボタンか画面の端へのドラッグで並べる
Apple のガイドでは、キーのほかに、ウインドウの左上にある緑色のボタンや、画面の端へのドラッグでもタイル表示できると説明されています(Apple「Macでウインドウをタイル表示する」、2026年10月20日確認)。緑色のボタンの上にポインタを置くと、並べ方の一覧が出ます。
一覧の「移動とサイズ変更」の下にあるレイアウトは、いま操作しているウインドウだけを動かします。「画面全体に配置」の下にあるレイアウトは、複数のウインドウをまとめて並べます。
ドラッグなら、ウインドウの上の部分をつかんで画面の左端か右端まで運び、強調表示された場所が出たところで放します。キーの組み合わせを思い出せないときは、こちらで並べてもかまいません。
フルスクリーンで並べる Split View とは、メニューバーと Dock が残るかで選ぶ
緑色のボタンの一覧の「フルスクリーン」から「画面左側」か「画面右側」を選ぶと、Split View という別の並べ方になります。2つの違いを並べると次のとおりです。並ぶ場所とメニューバー・Dock の表示は Apple のガイドの説明で、「向いている場面」は私たちの使い分けの目安です。
| タイル表示 | Split View | |
|---|---|---|
| 並ぶ場所 | いまのデスクトップのまま | 新しいデスクトップスペース(フルスクリーン) |
| メニューバーと Dock | ふだんのデスクトップと同じ表示 | ポインタを近づけたときに表示 |
| 向いている場面 | 見比べながら、ほかのアプリも開く | 2つのアプリだけで作業する |
Split View のガイドでは、Split View は新しいデスクトップスペースに作られ、メニューバーと Dock はポインタを画面の上部や Dock の場所へ動かすと表示されると説明されています(Apple「MacでアプリをSplit Viewで使用する」、2026年10月20日確認)。一方、Apple「Macでアプリウインドウを移動する/整理する」のガイドによると、タイル表示で左右に寄せたときは、メニューバーと Dock が引き続き表示されます。
チャットを見ながら返信を書く場面では、私たちはタイル表示のほうをすすめています。返信の途中で資料のファイルを開いたり、カレンダーで空いている時間を確かめたりするとき、Split View のように先にポインタを動かして Dock を出さなくても、ふだんどおりにアプリを開けるからです。
キーが効かない・並ばないときに見るところ
並べようとしてもウインドウが動かないときは、Apple のガイドに書かれていることから、次の順に確かめます。
- macOS のバージョンが Sequoia 15 より前ではないか。macOS Sonoma 14 のガイドにはこのキーのページが無く、Split View の手順は載っている。その場合は、緑色のボタンにポインタを置いて出るメニューの「ウインドウを画面左側にタイル表示」か「ウインドウを画面右側にタイル表示」(Sonoma 14 のガイドの呼び名)で Split View にする
- Fn キーを一緒に押しているか。地球儀の印が付いたキーでもよい
- Windows パソコン用のキーボードを使っていないか。Apple の説明では option は Alt、command は Ctrl か Windows ロゴキーで代用できるが、Fn の代わりのキーは書かれていない。その場合は、緑色のボタンかメニューバーの「ウインドウ」からレイアウトを選ぶ
- ドラッグで並ばないなら、システム設定の「デスクトップとDock」の「ウインドウ」で、「ウインドウを画面の左端または右端にドラッグしてタイル表示」がオフになっていないか
- そのウインドウが、そもそもドラッグで動かせるものか。Apple「Macでアプリウインドウを移動する/整理する」では、タイトルバーをドラッグして動かす手順に「移動できないウインドウもあります」と添えられている。そのウインドウだけ並ばないなら、ほかのアプリのウインドウで同じキーを試す
Fn キーを押しているのに効かないときは、押す順も見直します。Apple のキーボードショートカットの一覧では「修飾キーを押しながら、ショートカットの最後のキーを押します」と説明されているので、Fn と Control を押したまま、最後に矢印キーを押します。
それでもキーだけが効かないときは、メニューバーの「ウインドウ」から「移動とサイズ変更」を開き、レイアウトを選びます。Apple のガイドにあるメニューからの並べ方なので、キーを使わなくても同じ左右の配置を選べます。
まとめ
- チャットを見ながら返信を書くときは、読む画面を左、書く画面を右に並べてから書き始める
- 1枚ずつなら Fn+Control+左矢印・右矢印。2枚まとめての Fn+Control+Shift+矢印は、隣に来るウインドウが違ったら1枚ずつ寄せ直す。元の大きさに戻すのは Fn+Control+R
- キーを覚えるまでは、緑色のボタンか画面の端へのドラッグで並べる
- ほかのアプリも開きながら見比べるならタイル表示、2つのアプリだけで作業するなら Split View を選ぶ
冒頭の候補日と金額の書き写しも、左にチャット、右にメールが並んでいれば、送る前に左右を1行ずつ見比べて確かめられます。まずは今日いちばん行き来している2つのアプリで、Fn+Control+左矢印から試してみてください。
Apple のガイドは、2026年10月20日時点の macOS 27 Golden Gate の版で確認しました。画面の名前が違うときは、お使いの macOS の版のガイドをご覧ください。
よくある質問
- 3枚以上のウインドウを並べることはできますか?
- Apple のガイド「Macのウインドウのタイル表示アイコンとキーボードショートカット」(2026年10月20日確認)には、Fn+Control+Option+Shift+左矢印で、いま操作しているウインドウを左半分に、2つ目のウインドウを右上の隅に、3つ目のウインドウを右下の隅に置く組み合わせが載っています。4枚を四隅に置く「4分割」にはキーが割り当てられていないので、緑色のボタンの一覧やメニューバーの「ウインドウ」メニューから選びます。
- 並べたウインドウの間にできる隙間をなくせますか?
- Apple のガイド「Macでウインドウのタイル表示設定を変更する」(2026年10月20日確認)では、システム設定の「デスクトップとDock」の「ウインドウ」に「タイル表示されたウインドウを隙間を入れて配置」という項目があり、オン・オフを切り替えられると説明されています。
- ウインドウを画面の上の端へドラッグすると、Mission Control が開いてしまいます。
- Apple のガイド「Macでウインドウをタイル表示する」(2026年10月20日確認)によると、ウインドウを画面の上端にドラッグすると Mission Control が開きます。開かないようにしたいときは、「デスクトップとDock」設定の「ウインドウを画面上部にドラッグしてMission Controlに入る」をオフにします。左右に並べるだけなら、上端ではなく左右の端へドラッグします。
- 左右に並べたまま会議で画面を共有すると、チャットも相手に見えますか?
- 画面全体を共有すれば、左に並べたチャットも共有する画面に入ります。Google Meet のヘルプ「ビデオ会議中にプレゼンテーションを行う」(2026年10月20日確認)では、会議中にタブ、特定のウィンドウ、または画面全体を共有できると説明されているので、画面全体ではなく、見せたいウインドウだけを選んで共有する選び方もできます。会議アプリとの組み合わせを私たちが試したわけではないので、初めての組み合わせなら、本番の前に自分だけの会議を開いて一度共有してみてください。
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